ブログデザインを変えるカラムとは?おすすめの設定を解説【CTRに影響あり】

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ブログのデザインを大きく変えるカラム

『カラムとはなにか?』

『設定するとどういったメリットがあるのか?』

こういった点について解説をしていきます。

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ブログにおけるカラムとは?

ブログにおけるカラムとは『サイトの表示列』のことで、1から3カラムの構成デザインがあります。

具体的にはコチラの4通りです。

1カラム・・・1列表示のデザイン

2カラム・・・2列表示のデザイン

3カラム・・・3列表示のデザイン

『数字=列数』と、そのまんまですね。

ブログ運営で一番見かけるのは『2カラムの右サイドメニュー』かと思います。

カラムを変えるメリット

カラムを変えるメリットがあるとすれば、それはズバリ”人の視線”にあります。

それには2つの法則『Zの法則』『Fの法則』というものがあります。

この法則を意識することで以下のような効果が望めます。

ブログ内でアクションを起こしてもらいやすくする

もし『広告を効果的にクリックさせたい』『しっかり読ませたい部分がある』といった目的がある場合には重要となってきます。

自然状態の視線『Zの法則』

人間の目線は通常、左上から右下にZの形を描くように移動していくと言われます。

これをZの法則といい『小売業の商品陳列』『Web広告業界』などで使われる用語です。

左上に興味を引くものがなければブログからの離脱率が上がりやすいと言えます。

集中状態の視線『Fの法則』

Fの法則は左上から右上へ、少し下にいきまた右上へとじっくりと画面を追っていく視線の動きになります。

商品の成約やサービスへの申し込みを進める際に重要な視線の動きになります。

『Fの法則について』

Webユーザビリティーの第1人者と言われる”Jacob Neilsen”が発見した、人の視線の動きのことです。

関連記事:Web読書のF字型パターンについて

カラムごとの特徴やおすすめの使い方

1カラムの特徴

・商品を購入してもらうためのセールスページ

・何かアクションを起こしてもらうためのランディングページ

こういったページなどによく用いられます。

《セールスページ例》

(こういうやつですね)

1カラムを使うメリット

読者を一つの目的に導きたいときに最適

文章エリアが広いうえに文章以外の余計な情報を与えないため、上から下までじっくりと読む『Fの法則』が発生しやすいと言われます。

そのため商品の成約やサービスへの登録などアクションを起こしてほしいときに最適なカラムとなります。

デメリット

サイドメニューは本文の一番下になってしまいます。

そのため関連する記事やプロフィールなどが読まれにくく誘導も難しくなります。

2カラムの特徴

・ブログ筆者のプロフィールなどをアピールしやすい

・別の記事への誘導がしやすい

・広告を貼って収益化させやすい

パソコンで見る際に最もバランスよく見えるのが2カラムです。

2カラムを採用している人も多いため、ライバルを参考・研究しやすいとも言えます。

2カラムのデメリット

特に大きなデメリットはありませんが、サイドメニューが派手すぎるとメインの情報への注目を薄れさせてしまう可能性もあります。

3カラムの特徴

・情報量が多く記事内でクリック率を高めやすい

・情報量で広告をごまかせるためアフィリエイト感が薄れやすい

ゲーム系のサイトやまとめサイトなど情報量が多い方が好まれるサイトによく使われます。

情報量が少ない場合には、サイドメニューが貧相になるので使用する必要はないと言えます。

3カラムのデメリット

情報がごちゃごちゃしやすいので『文字やメニュー・広告サイズ』などに気を使わないと見てるだけで読者を疲れさせてしまう可能性があります。

まとめ

大まかに3つのパターンを使うカラムについて解説しましたが、特殊なブログ運営をしない限りは2カラムという結論になるかと思います。

個人的には『2カラムと1カラムの併用が最強』だと思っていて、”少し高額な商品の案内やじっくり読んで欲しいページなどに関しては1カラムページに誘導する”といった戦略がおすすめです。

ユーザーヒート」などのヒートマップツールを使って読者の目線を研究し、デザインを変えていくのもいいかも知れません。