ブログのアクセス数を伸ばしていく上で、重要となってくる『キーワード選定』
情報収集をしようにも基礎をすっ飛ばしてて、イマイチ分からないままにしてませんか?
そんなキーワード選定のために知っておくべき基本用語を解説します。
キーワード選定の重要性について
キーワード基本用語の前に、キーワード選定で最低限必要な作業を解説しておきます。
⑴読者が検索をしてくるキーワードを選ぶ
⑵選んだキーワードを記事タイトル&本文内で使う
大まかにこの2つで、⑴の『読者が検索してくるキーワード』がポイントです。
この重要性について、ブログ初心者がよくやってしまうミスを例に解説してみます。
キーワード選定でミスの多い例:好きなことを好きなように書く
例えば、「スタバに行って新作を飲んだので記事にしようとした」とします。
ここで、読者の興味を引くために『スタバの例のあれ』といった少し謎めいたタイトルをつける。
こういった自分都合のタイトル付けは、キーワード選定の観点からは望ましくないです。
なぜなら、ユーザーはそのようなキーワードを使って検索はしないからです。
これはあまり想像がつかないですよね?
もし、スタバの新作のことが知りたいなら実際に使うキーワードは『スタバの新作』です。
現実の数字は甘くない
言葉だけでは信憑性がないかもなので、どのくらい検索されているかを比較してみました。
『スタバ 例のあれ』 | 『スタバ 新作』 |
※Googleキーワードプランナー調べ
現実問題として、このような検索数の差が生まれます。
せっかく頑張って書いた記事を、わざわざ検索されないキーワードでハードルを上げる必要はないと思いませんか?
これがキーワード選定の重要性です。
キーワード選定で使う基本用語
ここからはキーワード選定で使う用語を解説していきます。
具体的に数値などを調べる方法は「3ステップでキーワードを決める方法」で参考にしてください。
・ビッグキーワード
キーワードの主軸です。
例えば、りんごについての記事を書いていたら『りんご』がビッグキーワードです。
・ミドルキーワード
主に「ビッグキーワードの何について書いているのか?」を伝えるキーワードです。
赤文字の部分がミドルキーワードです。
ここが本文の内容と一致していないと記事の評価が上がりにくいです。
・スモールキーワード
検索者が何を望んでいるかをより細かくハッキリさせるためのキーワードになります。
この赤文字部分がスモールキーワードです。
ここまでくると書く側もどんな情報を書けばいいのか分かりやすくなります。
・サジェストキーワード
ミドルキーワードやスモールキーワードを調べる際に使われる言葉です。
簡単に言えば予測変換で出てくるキーワードです。
画像はGoogleの検索窓のサジェストキーワード
このサジェストキーワードは「ユーザーの検索頻度が高いキーワード」を表示させると言われています。
つまり、このキーワードを参考に記事タイトルに取り入れると検索されやすくなります。
おすすめツール
「Googleの検索窓」や「関連キーワード取得ツール」「Keyword Tool」などで調べることができます。
・検索ボリューム
キーワードの検索回数のことです。
月間検索ボリュームが100なら「月に100回」、週間検索ボリュームが100なら「週に100回」検索されていることを示します。
検索ボリュームはアクセス数に直結するので重要な指標になります。
おすすめツール
「aramakijyake」「ubersuggest」などでキーワードの検索ボリュームを調べることができます。
・Doクエリ
取引型のクエリと呼ばれ、「何かを買いたい」「何かに申し込みたい」「何かに登録したい」というアクションを起こすことを前提としたクエリです。
Doクエリを持つキーワードの例としては
「〇〇 通販」「〇〇 申し込みページ」「〇〇 資料請求」など
アフィリエイトなどをする際に積極的に狙っていくべきクエリとなります。
・Khowクエリ
情報収集型のクエリと呼ばれ、「知りたい」「疑問を解決したい」など知識を得たいという目的のクエリです。
Khowクエリの例は
「〇〇 やり方」「〇〇 とは?」「〇〇 できない」など
”情報を得たら満足して終わり”なクエリなので基本的に収益化ページには向きません。
そのため、Doクエリを持つページに内部リンクで誘導が必要になります。
・Goクエリ
案内型クエリと呼ばれ、特定のページを探すために使われる限定的なクエリです。
例としては
「〇〇 楽天市場」「〇〇 ウィキペディア」など
公式のサイトなどを探すときによく用いられるクエリです。
基本的に個人ブロガーは、お呼びでないクエリなのであまりこのキーワードを使うことはありません。
まとめ
キーワード選定に必要な基本用語を覚えれば、情報収集が効率化します。
結果、誰かに質問をするときもかなり具体的に聞けるようになると思います。
情報を駆使して、アクセス数を伸ばしたり、記事を書き分けて収益を伸ばしたりと活用してみてください。