2019年10月25日にGoogleが公式アナウンスで『BERT』という機能を検索エンジンに採用したと発表がありました。
Google最大のアップデートの一つと言われ大きな話題にはなったものの
こういった人も多いのでは?と思い
BERTについてブロガー向けの易しい解説
日本でも導入される前に意識すべきSEO対策
について話をしたいと思います。
こちらの情報を参考に対策をしておけば、いずれアクセスに大きな差が出るかも知れません。
関連記事:【SEO8つのチェックリスト】
自然言語処理『BERT』とは?
BERTとは、Googleが取り入れた最新の自然言語処理技術のことです。
簡単に言いますと『人の話す言葉を深く理解し適切な検索結果を示すためのロボット』です。
BERTが必要とされた理由
こうした時代背景から音声検索(自然言語)への対応が無視できなくなってきたことが理由と言えます。
BERTは何がすごいのか?
過去の検索エンジンでは以下のような微妙な表現はうまく結果表示ができませんでした。
『アメリカ人が日本旅行に行くためにビザが必要か?』
とは、うまく伝わらず”アメリカのビザの取り方”を検索結果に表示していました。
これを解析し検索エンジンに正しい検索結果を表示させることができるのがBERTになります。
数字から見るBERTの凄さ
2019年5月24日GoogleチームBERT論文のデータによると重要な音声認識要素の記録をすべて新しく塗り替えたとのことです。
こうした結果もあって、同年10月にコアアップデートとして導入されました。
[豆知識]
Bidirectional Encoder Representations from Transformers
を略してBERTと言います。
BERTによる新しいSEO基準!?
では、BERTが日本で取り入れた時やっておけるSEO対策はないか?
という点を解説します。
文法と文章の見直し
Colaスコアの上昇により
”正しい文法”
”ニュアンスが微妙な文章の改善”
などの文法を理解するスコアがアップしたことで、いままで以上にブログ記事の構成や文章のわかりやすさが重要になります。
・漢字が多すぎて読みにくい
・一文が冗長な場合に削除か短かい文に変える
・誤字・脱字にも気をつける
こういった点をより意識する必要がでてきます。
冗長な文章のよくない例:
一つの文章が無駄に長すぎる場合には思い切って削除してしまうか、もっと短い文にできないかを考えて簡潔な言葉に置き換えて文章をスマートにしましょう。
こういうのは冗長ですよね(汗)
気持ちを伝えようとしすぎると文章が長くなりがちなので要注意です。
ショートキーワードの重要性
音声検索をメインで想定すると検索ワードの幅が広がります。
これは、ブログ初心者にとってはニッチなキーワードでアクセスを集めるチャンスでもありますし、
上級者にとっても新規開拓に繋がる大きな可能性だと思います。
『ブログ アクセスアップ 方法』
『ブログでアクセスを上げるために何が足りない?』
こういった感じに単語検索から読者の悩みをより深堀りしてキーワードを考えることが重要になってくるはずです。
テクニック的なSEOからの脱却
Googleから、うまく検索上位にあげてもらう為にできるSEOというのはいくつか存在していました。
・キーワードを無理やりねじ込む
・業者から外部リンクを買う
こういったグレーゾーンな対策もありました。
キーワードは無理やり入れない
キーワードに関しては文法の理解度が上がるので
『文法のおかしなタイトル』
『キーワードを盛り込みすぎて違和感のある文章』
『検索ボリュームでつけた関連性のないキーワード』
などをやらない、使わないという注意が必要です。
(誇張表現にも注意)
外部リンクの注意
外部リンクに関してはGoogleに不正と判断されてランク圏外に飛ばないように良質なコンテンツを書いて自然にリンクを貼ってもらうことが大事です。
BERTとSEOに関する話まとめ
最後にまとめますと
BERTは人が話す自然言語の意味をこれまで以上に理解して正しい検索結果を表示してくれるもの
SEO対策でやっておけることは
・これまで通りユーザー最優先の良質なコンテンツ記事を書くこと
(中でも正しい文法には気をつける)
・多用化する検索ニーズに合わせたキーワードの選定を行う
・テクニック的なSEO対策をやりすぎないように気をつける
好きに書いているだけでは自分のサイトの検索上位表示は狙えませんのでSEO対策として出来ることはやっておきましょう。