初心者におすすめの財テク『攻め』と『守り』の視点から徹底解説

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大事なお金を守り増やすための財テク手法を資産運用の枠に留まらず、初心者かつ個人レベルでできるおすすめを紹介していきます。

せっかくのネット時代です、豊富な知識を活かして生活も豊かにしていきましょう。

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財テクは攻めと守りの視点で考える

当たり前なんですがお金は収入を増やし(攻め)支出を減らす(守り)ことで蓄えられる金額が増えていきます。

財テクというと本来は資産運用を指すため、増やすことに目を向けられがちですが守りの方が重要だったりします。

理由は簡単で、守りを意識せずに財テクに取り組む人はギャンブル的にお金を増やそうというリスクを冒しがちだからです。

守りを知ることで攻め方を知ることができますので、両方の側面から初心者おすすめの財テクについて解説をさせていただきます。

初心者おすすめの財テク:守り編

まずは支出を減らす守りの手法として以下の5つの解説をしていきます。

・手数料の安い銀行口座を利用

・キャッシュレスを導入

・ポイントカードを有効活用

・ポイントサイトを利用

・各種保険等の見直し

手数料がお得な銀行口座を利用する

「家から近いから」といった理由で銀行を選んでいませんか?

実は、お金を引き出したり振り込んだりする際の手数料が無料または安い銀行というのがあったりします。

有名なところで言えば『新生銀行』『ソニー銀行』などです。

銀行口座開設は手数料無料から選ぼう:おすすめ銀行TOP4を紹介」で詳しく解説していますので、メリットを活かして支出を減らしましょう。

いまの時代、銀行が家の近くにある必要はありません。

コンビニATMで引き出し・振り込みができますし、ネットで残高確認もできます。

自分が預けているお金をおろすのにお金を支払う必要なんてありませんよ。

キャッシュレスを活用する

cashless_logo

こちらの画像のマークを色んなお店で見たことがあるかと思います。

これはクレジットカードや電子マネーなど現金以外での支払いに対して、ポイントなどで還元をしてくれる制度です。(事業者によって還元率は変わります)

現金派の人は、キャッシュレスの形態を「危険」と認識していることも多いですが全くそんなことはありません。

仕組みを知って検討する価値は十分にありますよ。

クレジットカードの仕組み

クレジットカードは簡単に言えば後払いの仕組みです。

おそらくこの一時的に借金をしているような感覚が危険という認識につながっているのかと思います。

ですが利息がついたりするわけではありませんので、自己管理をすればどうということはありません。

「使い過ぎてしまいそう」と思われるなら『マネーフォワード』などの自動で利用情報を管理してくれる家計簿ツールなどを活用して無駄な出費を抑えましょう。

電子マネーの仕組み

電子マネーは基本的に前払いの仕組みです。(サービスにもよります)

決まった金額を入金して利用していけるのでクレジットカードより管理はしやすいと言えます。

また「メルペイ」や「ペイペイ」などたくさんの事業者がシェア争いをしていて、お得なサービスを打ち出していることも多いのでクレジットカードより還元率が高いことも多いです。

キャッシュレスはこのように仕組みを知ってしまえば、どうということはありませんので危険と決めつけずに使っていくことをおすすめします。

国(経済産業省)を挙げてキャシュレスを推奨している状態なので、この流れには早いうちに乗っておきましょう。

ポイントカード

最近では、どこのお店でもポイントカードを発行していることが多いです。

これをうまく活用することで支出を抑えることができます。

うまく活用するコツは以下の通りです。

・還元率を把握しておく

・利用する頻度と有効期限を把握しておく

なんでもかんでもポイントをつけようと数が増えると管理自体がストレスになります。

ポイントカードをスマートに使うために要る要らないの判断基準をつけておきましょう。

還元率の計算式を身につけておく

ポイント還元率の計算式は以下のとおりです。

還元ポイント÷ポイントを得るために必要な金額

WAONカードのように『200円で1ポイント=0.5%』とハッキリ還元率が分かるものならいいですが、地元のお店など独自のポイントカードで分かりにくいものもありますよね。

例:パン屋さんで「300円で1スタンプ、10個貯まれば100円パン1個無料」など

この場合10個貯まるまで「300円×10=3,000円」必要で、得られるポイント(パン)が100円なので還元率は「100円÷3,000円=約3%還元」という計算になります。

計算してみるとなんとWAONカードの6倍ものキャッシュバックが受けらることがわかります。

ですが、これが本当にお得かというと、もう一つの基準も把握しておかないと損をする可能性もあります。

利用頻度と有効期限について

ポイントカードによっては1年間利用がなければポイントが失効など有効期限が設定されているものもあります。

そこも踏まえて、お店の利用頻度を考えることも大事です。

パン屋さんの例で言えば、

「2、3ヶ月に一回しか利用しない」「ポイントカードの有効期限は1年」といった場合、期限内に10個のスタンプを貯めるのは難しいと判断できます。

こういった点も考慮しておくと「後少しで貯まるから買いに行く」といった無駄な出費を抑えることができます。

ポイントサイトを活用する

最近、ポイ活と呼ばれ流行っているのがポイントサイトを活用したキャッシュバックサービスです。

ポイントサイトを使って商品を購入したり、旅行やエステに申し込んだりすると支払った金額に応じてポイントが返ってくるという仕組みになっています。

ポイントカード・キャッシュレスと合わせて使うと、10%以上支出が抑えられたりしますので初耳でしたら「ポイ活とは?ポイントサイトの仕組みもバッチリ解説します」をご覧ください。

各種保険等を見直す

生命保険や学資保険、災害保険に車の保険まで色んな保険がありますが総じて言えるのが「ややこしい」ということではないでしょうか?

「オプションがどうの、積立式がどうの、適用条件が〜」とまともに読むのも疲れる解説書に、しっかりと把握して決めていない人も多いと思います。

ですが、その年間や月の負担額は決して小さくはありません。

一度、自分に本当にあった保険を活用しているのか見直してみると数万円単位で得することができるかも知れません。

専門知識を聞くと頭が痛くなるという場合は、保険の見直しをしてくれるサービスもありますので活用してみるといいですよ
詳しくは「保険の見直しで大きく節約する方法」をご覧ください

初心者おすすめの財テク:攻め編

次は収入を増やすための攻めの手段について以下の3つから解説させていただきます。

・転職、兼業する

・ネット副業をする

・資産運用する

・ふるさと納税の活用

転職、兼業で収入を上げる

仕事を変えるというのは、現在の立場や状況によっては簡単ではないかも知れませんが転職は収入を上げるチャンスでもありますし兼業が可能なら確実に収入は増加します。

「本当にいまの職場でいいのか?」と思ったことがあるなら転職相談などを活用して検討してみるのもアリでしょうし、カラ残業や見込み残業などで収入にならない残業をするくらいなら兼業でもう一つなにか始めた方がマシです。

転職相談を活用してみる

仕事をしていると、もしかしたら深く思考する余裕がないかも知れません。

そこで有効なのが”冷静な第三者の知恵を借りる”という方法です。

求人サイトによっては転職相談も受け付けていたりしますので活用してみてください。

自分では気付けなかった隠れた能力や魅力を知ることができるかも知れません。

兼業を始めてみる

最近は兼業がしやすい、新しい形態の求人なども増えています。

例えば以下のようなサービスです。

スキマ時間で働けるサービス
Timee 面接なし、1日3時間など好きなタイミングで働けるバイトマッチングアプリ(接客系多め)
エリクラ Timeeと基本同じですが10分単位で給料が発生します(作業系多め)
ショットワークス 1日から短期と好みで選べるサイトです、仕事のジャンルも一番多いです。
UberEats 対象エリア内で注文された料理を運ぶお使いアプリです
特殊な収入のサービス
Airbnb 空いてる家を貸すことで収入ゲット、簡単に大家になれるサービス

こういった特殊な形態のサービスも増えていますので利用するのもアリですよ。

会社によっては兼業が認められていないこともあるかも知れませんが、給料以外の生涯に必要なお金を会社が支払ってくれるわけではないので、自分の身は自分で守るしかないかと思います。

ネット副業をする

ネット副業も年々盛んになっています。

メルカリヤフオクなどを活用した物販やTwitterブログなどを活用したアフィリエイト、YouTuberなど個人が参入できるものが人気です。

他にもリモートワークといった在宅で誰にも縛られずに働くワークスタイルの求人も増えています。

(納期などの縛りはあります。)

これらを活用して、収入を増やすのが当たり前の時代になってきています。

大きな声で言えませんが、ネット副業は会社にバレにくいというのも特徴の一つです

資産運用する

資産運用に関しては、初心者におすすめなのは株式投資です。

やったことがない人だともしかすると以下のようなイメージを持っているかも知れません。

・失敗すると多額の借金を負う

・100万円くらいの元手がいる

・マメにチェックしないといけない

ところが実際に資産運用として行う株式投資で借金を背負うようなことは普通はありません。

借金を負うというのは、仕手株と呼ばれる破産寸前の株を取引したり、信用買い(売り)という借金をして投資をするという自らリスクに飛び込んだ人が失敗した末路です。

現在は「投資知識はまったくない」「数百円から投資を始めてみたい」「チェックは面倒」こういった点をすべてカバーできるサービスや制度もあります。

投資信託

投資信託というのは簡単に言えば「投資の専門家にお金を渡すことで代わりに資産運用してくれる」というサービスです。

投資信託は、ほとんどの銀行が行っていてさまざまな種類もあります。

どれくらいの利益が見込めるかといいますと日本経済新聞のデータによりますと高いところで約2%というところです。

手数料関連が高いとは言えますが、個人で初心者が運営するよりは確実に利益は上げやすいです。

投資のリスクをゼロにすることはできませんが、投資信託などで可能性を高めることはできます。

少額投資で学ぶ

やるからには自分で運用したいという人にまずおすすめなのが少額投資です。

最近では、SBI証券がTポイントで投資といったサービスを始めていたり数百円から株主になることも可能です。

ミニ株るいとうといった方式で少額で株を始めることができます。

NISAを活用する

NISAとは、年間120万円までの株や投資信託による利益を非課税としてくれるありがたい制度です。

本来、投資にかかる税金は20.315%なので120万円利益をあげた場合に約24万円分税金で得することになります。

但し、大きな特徴として株を一度売ってしまうと非課税のメリットが消えてしまいます。

なので、長期運用での利用がかしこい使い方となります。

先ほど解説した投資信託と合わせるのがベターです

iDeCoを活用する

iDeCo(イデコ)とは国民年金基金連合会が行なっている私的年金制度です。

簡単に言うと以下のような仕組みになっています。

❶iDeCoに申し込み決まった掛け金を積み立て

❷積立金を自分で資産運用する

❸運用利益と積立金を60歳になった際に受け取れる

そんなことをして何になるのか?と思われるかも知れませんがiDeCoに積み立てるお金は所得から引くことができますので節税になるのと、資産運用で出た利益が非課税となります。

逆にデメリットとしては60歳になるまでいくら利益を出そうとお金がもらえないことです、、、

「将来の年金が期待できないので自分で積み立てる」という人には最適な制度と言えます。

収入だけに頼らないのが大事

一般的な意味である資産運用の財テクと少し違った方向性でしたが、守りを固めて投資ができる環境を整えるということも重要ではないかと思います。

いまの時代、仕事で入ってくる収入だけがすべてではありません。

たくさんの道が拓けていますので自ら進んで歩み、生活を守っていきましょう。