アクセスの伸びるブログと伸び悩むブログ
この2つの違いはGoogleの掲げるページ(記事)
品質基準の専門性が欠けているからかも知れません。
今回はそんな
SEO効果でアクセスも見込めるブログの専門性とは?
雑記ブログでは専門性が出せないのか?
何を意識すれば専門性があると判断されるのか?
といった点についてお話をしたいと思います。
「思うように検索順位が安定しない」
「そもそも上位表示されない・・・」
といった悩みを解決できるかも知れません。
ある日突然、検索ランキングが圏外に・・・
といったことにならないためにも
知っておいて損はない内容だと思いますので
読んでみてください。
そもそも専門性とは?E-A-TのEについて
ブログ品質を決めるE-A-TのEについて
まず専門性についてですが
『Google検索品質評価ガイドライン』に”EAT”と
呼ばれる基準が書かれていました。
これは、
E・・・Expertise(専門性)
A・・・Authoritativeness(権威性)
T・・・Trustworthiness(信頼性)
を略したもので、この項目を満たす記事を書くと
「Googleは良質な記事と判断するよ」ということでした。
この品質基準による2017年の大型のアップデートで
「適当に効果を謳った医療系」
「信憑性のないクレジット比較サイト」
といった自分のお金が人生(健康や生活)に関わる
YMYL系のブログが圏外に吹っ飛ばされたのは有名ですね。
※今回は、他のAとTについては触れません
何をもって『専門』というのか?
ここで一つ問題なのが
ということなんです。
「専門性って要するに何?」と思いませんか?
例えば、
『美味しいお肉の焼き方』という記事において
お肉は焼くことで肉汁が溢れ、肉汁に含まれる糖分とアミノ酸が反応することで美味しくなります。
これをメイラード反応と言い最も効果を出すのが
表面を3分焼き〜(後略)
といった専門用語を使うことが望ましいのかと
言われると少し違う気がしますよね?
料理を作りたい人が欲しい情報としては
少しズレがあるような気もします。
そして、ここを理解せずにガチガチの専門用語を
連発すると辞書のようなつまらない記事になりがちです。
アクセスを伸ばすのに結局大事なのは?
Googleでも、
こういった単語の受け取り方の誤解を懸念したのか
2019年の最新版ガイドラインでは
YMYL系のブログに関する部分以外では
あまり『E-A-T』には追求せず
『ページ品質(Page Quality)』
を上げるべきというシンプルなものになっています。
ただ、余計にアバウト過ぎて分からなくなった気も
しますね(^^;
そこで他の評価基準を交えて考えることで
一つの答え(仮定)を出してみました。
これは、ブログの運営方針に迷う人にとっては
望みとなるのではないかと思います。
まず他の評価基準がコチラです。
これは、つまりこういったことです。
『余分な情報(さっきの肉の話でいうメイラード反応など)で
読者を疲れさせていないか?』
『使いやすい位置にリンクがあったり、
そもそも見やすいのか?』
家電量販店で例えると、
「聞かれてもいない機能を説明していないか?」
「レジがわかりにくいところに設置されていないか?」
といったところかと思います。
どんなにいい商品が置いてあっても、
これでは満足度が下がりますよね。
ここから考えてみると、結局のところ重要なのは
”リサーチ”になってくるかと思います。
「どんな読者が自分のブログを読んでくれているのか?」
を把握した上で
その読者にとっての『専門家』であればいい。
というのが、私の中での答えです。
専門性を出すための対策方法
私の中では、ページ品質を上げるためにE-A-Tの概念は
取り入れるべきだとは思っています。
理由はそうすることが結果的に読者にとっての
”ページ品質の高さ”になるからです。
その前提で話しますが、
専門性の出し方は以下の2つに大別できます。
『テクニック的に知識で行えるもの』
『知識量とアウトプットの仕方で行うもの』
ブログに専門性を出すテクニック①
ブログの専門性とは知識の豊富さでもあるので
『内部リンク』を貼ることで専門性を高めることができます。
そもそも記事数が少ない場合は、使いにくい手ですが
先ほどお話した『Need Met』に取っても有効な手です。
またまた、お肉の話で例えますが
お肉は片面を高温でしっかりと焼いたら
裏返して反面をじっくりと焼きます。
〜中略〜
実はお肉が焼くと美味しくなるのは
メイラード反応という効果がでるからです。
関連記事:お肉が美味しくなる秘密はメイラード反応
と、こういった感じで内部リンクを貼っておけば
余分な情報にはなりませんし深い情報がある記事と
判断されやすいかと思います。
実際に内部リンクを貼る有効性は
Google先生の愛人サチコさんにもブログ構造による
専門性を伝えることのなることで効果はあります。
(※サチコ・・サーチコンソール[Search Console]のことです)
ブログに専門性を出すテクニック②
これもよう言われることで、
先ほどの内部リンクの話にも繋がるのですが、
『1ページ1キーワード』で記事を書くことです。
この記事で言えば、
ブログの専門性に関する話がキーワードです。
なので、それに関することだけを出来る限り
書くようにしています。
もしキーワードの内容とは異なりそうな時は
『内部リンクでつなぐ』
『思い切って削除する』
のどちらかを行ないます。
「あれもこれも言いたくなる」という人は
一度キーワード基準で切り分けてみると
スッキリと読みやすい記事になるかも知れません。
個人的には、ここにもう一つ要素を付け加えて
『1ページ1キーワード”1顧客”』
を意識して記事を書けばファン化されやすいのでは
ないかと思います。
知識量とアウトプットで専門性を出す
この方法に関して言えば、
答えはつまらないものになりますが
基本的に
「インプットとアウトプット」をしまくるしかないです。
そうして、自分自身が情報を理解することで
”アウトプットの質”が高まっていくからです。
これに関しては、
『とにかく誰かに読んでもらって評価を得ること』
が一番かと思います。
書くときにコツがあるとすれば、
「どう思って欲しくて記事を書くのか?」
といった明確な意図を持って書くことが重要になります。
初心者におすすめ:専門性を出すブログ運用方法
雑記ブログだと専門性は出せないのか?
今回のお話を聞いて、雑記ブログを運営している方は
こう思われたかも知れません
専門性が出にくいのでは?
確かに、一つのジャンルに特化した特化ブログの方が
情報をまとめやすく専門性は出しやすいかもしれません。
ですが、
「それだと書くことがなくなりやすい・・」
といった事から雑記ブログにした人もいるのでは?
と思います。
そこで雑記ブログでも専門性を出せるということを
これからお話していきたいと思います。
これからブログ始める人で雑記か特化で迷っているなら
ブログを始めていく上で、雑記ブログか特化ブログ
どちらで始めるかで迷う人もいるかと思います。
そこで一つの判断基準として個人的なオススメを
お話したいと思います。
(これは、すでにブログを始めている人も軌道修正できる話です)
それはどういった運営方法かと言いますと
雑記と特化のちょうど中間くらいを取る
という方法です。
これは何というか・・街の情報誌のような感じにする
ということです。
例えば、『主婦』を大きなテーマにして
『主婦に関する事』を書くという感じです。
そうすれば、読者層もブレませんし
次の方法で簡単に専門性を出すこともできます。
情報誌ブログにして専門性を確保する
先ほどの例『主婦』で専門性の出し方を説明します。
『主婦』についての情報誌にしていくとしたら、
など多くのネタが記事として書けますよね?
そして、
ここから専門性を出していくのも簡単です。
『料理』なら『料理』
『部屋の収納』なら『部屋の収納』
といったようにカテゴリー単位で内部リンクを
貼っていくようにするだけです。
もちろん、例外もあります。
「この料理が美味しいところはココ」
みたいな具合に『料理』→『旅行』とカテゴリが
飛んだ方がいいことも出てくると思います。
その方が読者に取って有益なのであれば、
それはそうするべきです。
とにかく、
大枠(大カテゴリー)だけでも決まっていれば
という事態は避けられるはずです。
そしてもう一つこのブログ運営方法には
大きなメリットがあります。
最終的に特化ブログへ収束させる
情報誌のようなブログを書いていると
必ず人気が偏ったカテゴリーというのが出てくるはずです。
そうなってくれば、
少しずつそのカテゴリーに関する記事の
濃度や更新頻度を上げていくことで濃い読者を
どんどん集めていくことができます。
これは、特化ブログにはないメリットだと思います。
まず書いてみる→ダメだった→次のジャンルへ
では精神的疲労がハンパではないと思います。
実際『ブログは稼ぐより継続するのが難しい』と
言われますしね・・・
ですので、迷われるなら雑記ブログの中でも
大枠だけは決めた情報誌のようなブログに
していくことをおすすめします。
まとめ
今回の話をまとめますと、以下のようになります。
専門性は大事だけど、プロである必要はなく
その読者に取っての専門家であればいい。
重要なのはリサーチ
自分のブログの読者層を理解していなければ
適切な情報や出すべき情報量は分からない
専門性を出すには
『内部リンク』や『1ページ1キーワード』
『アウトプットの質を高めること』
ブログ運営に迷ったら大枠を決めた情報誌ブログ
で始めて、どれが人気か見極めた後に特化に変えていく
最後まで読んでいただきありがとうございました。
よければブログ運営の参考にしてみてください。