[SERPOSCOPE]無料検索順位チェックツールの設定と効率のよい使い方

お役に立ったらシェアボタンをポチっとお願いします

キーワード順位が上がってるかチェックしたいけどツール代高すぎない?

無料で使えるツールがあればいいんだけど・・・

こんな望みを叶える『SERPOSCOPE』というキーワード順位チェックツールを見つけたので紹介します。

・完全無料で使える

・無制限でキーワード登録可能

・Webサイトも無制限で登録可能

このようなメリットがあるツールとなります。

デメリットとしてはすべて英語表記なので設定がややこしいところです。

その点も踏まえて簡単な設定方法と使い方を解説していきますのでぜひ活用してみてください。

取り入れれば思う存分、SEOがうまくいってるかチェックできるようになりますよ。

関連記事 無料検索順位チェックツール3つを比較紹介

SEO順位チェックツール『SERPOSCOPE』

SERPOSCOPEトップページ

[SERPOSCOPE公式サイト外部リンク]

SERPOSCOPEはウェブ上で使えるキーワード順位チェックツールです。

Googleの検索順位を定期的に自動チェックしてくれる機能を持っています。

キーワード順位のチェックはしたいけど費用は抑えたいという願いを叶えてくれるツールとなってます。

SERPOSCOPEのメリット

冒頭でもお話ししましたが、キーワード数を無制限で登録できて無料で使えるのが最大のメリットです。

ちなみに有名どころの順位チェックツールで無制限プランを組むと相場はこれくらいです。

GRC ・・・1,875円/月

Rank Tracker ・・・約2,300円/月

Rank Guru ・・・860円で買い切り

この費用が節約できますので「ツールに課金はちょっと・・・」とためらう必要がなくなりますね。

また登録できるウェブサイト数も無制限なので、複数のブログ運営をしていても対応できます。

SERPOSCOPEのデメリット

このツールで一番言われているデメリットは”計測エラーが出やすい”ということです。

これは原因がはっきりしていて防ぐ設定もあるのですが、そうするとキーワード数が多くなるほど時間がかかるというデメリットが生じます。

確実にノーエラーにする場合、例えば500キーワードで20時間かかります

なので結論を言えば、数千〜数万とキーワードを登録すると1日かけても計測が終わりません

ですが、まぁお試しで使うには十分かと思います。

SERPOSCOPEの登録方法

では、さっそくSERPOSCOPEの登録方法を解説していきます。

SERPOSCOPE公式サイトへアクセスしてください。

SERPOSCOPEを公式サイトからダウンロードする

SERPOSCOPEダウンロードページ

こちらの画面で『Download』をクリックします。


serposcopetopダウンロードos確認

自分の使っているパソコンの対応OSを選んでクリックしてください。

Javaのバージョンに注意

SERPOSCOPEはJavaで動くのですが、バージョンが古いと動いてくれません。

バージョン1.8以上(Java8)”であることが条件なので念のため確認しておくことをおすすめします。

確認方法は以下の通りです。

Macの場合

『システム環境設定』→『Java』→『バージョン情報』の順にクリック

javaバージョン確認画面(mac)

更新が必要な場合は、「Javaテクノロジーヘルプ」を参考に更新してください。

macでのjava8の更新方法のサイトページ

Windowsの場合

OSのバージョンによって確認方法が変わるので「Javaの公式サイトヘルプ」よりご確認ください。

※基本は自動更新のはずですが再インストールが必要な場合は「Javaダウンロードページ」からどうぞ。

ダウンロードしたファイルを開く

Macの場合
serposcopeファイル sercoscope開く際のエラー

ファイルを開こうとすると、このように「開けない」というエラーが出ると思います。

ここから少し作業が必要です。

『システム環境設定』→『セキュリティとプライバシー』の順にクリックします。


プライバシーから一般に合わせる

セキュリティとプライバシー画面が開けたら『一般』をクリックします。


開けないserposcopeを開く方法

先ほど開けなかったSERPOSCOPEファイルが表示されますので『このまま開く』をクリックしてください。

Windowsの場合
serposcopeファイル

警告が出ますが、ガン無視して『許可する』をクリックしてインストールしてください。

SERPOSCOPEアカウントの作成

SERPOSCOPEのログイン画面にアクセスします。

※入れなければこちらをコピペしてください→ http://127.0.0.1:7134/

serposcopeアカウント作成

メールアドレスを入力
①で登録したメールアドレスを再入力
任意でパスワードを設定する
③で入力したパスワードを再入力

すべて入力できたら『Create』をクリックします。

そのままログイン画面へ

serposcopeログイン画面

アカウントを作成するとログイン画面になるので、先ほど登録したメールアドレスとパスワードを入力して『Login』をクリックします。

『Welcome to Serposcope』と歓迎してもらえたら、ツールのインストール完了です。


serposcopeログイン成功画面

この画面が出れば完了です

※Macの場合にやっておくべきこと

Macの設定を変えないと、パソコンの電源を切ったり再起動をかけるとSerposcopeが停止してしまいます。

そこで パソコン起動時にSerposcopeが自動で立ち上がるようにしておくと便利です。

方法は以下の通りです。

『システム環境設定』→『ユーザーとグループ』の順にクリック

ユーザーとグループをパスワードからログイン項目へ

↓ ↓

ログイン項目画面

ログイン項目に切り替えて『+』をクリックし、Serposcopeのファイルを追加して完了です。


Serposcopeを自動起動するようにファイルを追加

毎回、手動で立ち上げてもいいですが、けっこう面倒なのでコレはやっておくといいかと思います。

SERPOSCOPEの初期設定

ここまで、ちょっと長い道のりでお疲れかも知れませんね・・・

でも初期設定さえしてしまえば、キーワード順位チェックをし放題になります。

なので、もう少し頑張ってください。

では、SERPOSCOPEの画面で『ADMIN』をクリックするか『ADMINページ』へアクセスしてください。

※ADMINページが開かない場合は以下のURLをコピペしてください
http://127.0.0.1:7134/admin
それでも、ダメな場合はパソコンを再起動してみてください

自動更新時間の設定

serposcope自動更新時間の設定

『GENERAL』をクリックし、『Cron time』の項目を設定します。


sereposcope CronTIME(順位チェック時間)設定

『Cron time』は、キーワード順位チェックを自動で始める時間の設定になります。

設定した時間にパソコンを起動している必要がありますので、普段作業している時間に設定するのがおすすめです

保存する日数の設定

同じく『GENERAL』設定の中にある『History Limit』の設定を変更します。

serposcope順位チェックデータの保存日数設定

この数字は、キーワードの順位チェックをしたデータを保存する日数を表しています。

デフォルトの「365」では1年間分しかデータを保存してくれないので、これを「」に変えて無期限でデータ保存するように変更します。

キーワード数によってはデータ容量が足りなくなる可能性もありますので、お好みで設定変更してください


キーワード順位チェック時間の設定

serposcope[google]設定

次は『GOOGLE』設定から順位チェックの時間を変えていきます。

serposcope順位チェック時間設定

ここの数字は、1つのキーワードの順位チェックにかける時間になります。

「じゃあ最速にしちゃえ」といきたいところですが、早すぎると計測エラーが頻発する原因となります。

『150〜160』に設定すると全くエラーが出ないという情報がありますが、それだと100キーワードでも4時間かかるので『80〜120』くらいで様子見してもいいかも知れません。

※エラーになる理由

自動プログラムで、検索順位をチェックしているのでGoogleにロボットとバレるとセキュリティーの問題で『私はロボットではありません』のチェック画面が表示されてしまいます。

私はロボットではありません

実際ロボットなので、ここに対応ができずエラーとなります。

裏でこういう作業をしてくれているわけですね。

順位チェックをする国の設定

serposcope検索する国の設定

同じく『GOOGLE』設定から①の『counrty』の項目を変更します。

日本での順位チェックをすると思いますので『JP-japan』に変更してください。

お好みでやっとくといい設定

②の項目で『Desktop』か『Mobile』に変更可能なのでお好みでデフォルト設定にしておくといいですよ。

PCとスマホでは同じキーワードでも順位が変わることがあるので特化させてる方を選ぶのがベター

以上で、SERPOSCOPEの設定は完了です。

あと少しで順位チェックができますのでもう一踏ん張りしてください。

SERPOSCOPEの使い方

ここからはキーワードを登録して、順位チェックをしていく段階です。

流れは以下の通りです。

・グループを作成

・ウェブサイト(ブログ)を登録

・キーワードを追加

グループの作成方法

serposcopeグループ作成

メニューから『GROUPS』→『New group』の順にクリックします。


serposcopeニューグループ作成

グループ名を決めて『Save』をクリックします。

※ModuleはGoogle以外選べないのでそのままでオッケーです

グループはサイト単位で分けるなどの使い方ができますが、サイトが1つしかないなら特に気にする必要はありません

ウェブサイトの登録

sereposcope グループ名表示画像

作成したグループ名をクリックして、ウェブサイトを登録していきます。


serposcopeウェブサイト追加

ブログ名を入力
ドメインを入力 例:https://kosuke0001.com/→kosuke0001.comのみ

両方入力ができたら『Save』をクリックして完了です。

serposcopeサイト登録確認

キチンと表示されていればオッケーです

順位チェックしたいキーワードの追加

serposcopeキーワード追加設定

いよいよ待ちに待ったキーワード追加の時間です。

1つずつ登録する方法と一括で登録する方法があります。

キーワードを1つずつ登録する方法

serposcopeキーワード追加

Add search』をクリックすると『New search』という画面が開きますのでここで順位チェックをしたいキーワードを入力します。

必要な箇所は初期設定で終えているのでキーワードを入力したら後は『Save』でオッケーです。

複数のキーワードを一括で登録する方法

serposcopeキーワード複数追加

先ほどの『New seach』画面で『Bulk import』をクリックします。


serposcopeキーワード複数追加例

この画面で複数登録したいキーワードを1行に1つずつ入力していきます。

登録したい分だけ入力したら『Save』をクリックして完了です。

順位チェックをしてみる

キーワードを追加していれば、初期設定した順位チェックの時間になれば自動でチェックが始まります。

ですが、ここまできたら今すぐチェックをしてみたいですよね。

そこで手動でキーワード順位チェックをしてみましょう。

sereposcope手動で順位チェックを始める方法

SERPOSCOPEの画面で『Check ranks→『Check all keywords』の順にクリックすれば順位チェックが開始されます。

serposcopeHOMEボタン serposcopeキーワード順位チェック待ち

ホーム画面で見れるこのパーセンテージが100%になれば完了です。

キーワードが多いと時間がかかりますので、作業でもしながら気長に待ちましょう。

検索順位チェックデータの見方

SERPOSCOPEのデータの見方は3通りあります。

順位変動のあったキーワードを割り出す見方

sereposcope検索順位データのアイコン 左側のマークをクリックすれば見れます

sereposcope順位変動のあったキーワード割り出し

『IMPROVED POSITIONS』

100位以内にランクインしたキーワードや順位がアップしたキーワードを一覧で表示してくれています。

『LOST POSITHIONS』

順位が下がってしまったキーワードを一覧で表示してくれています。

『UNCHANGED POSITHIONS』

順位変動しなかったキーワードを一覧で表示してくれています。

順位が全体的に『大幅ダウンorアップ』したときなどにGoogleのアップデートなどが入ったかなどの予測をつけることができます

チャート式の検索順位の見方

sereposcopeチャートアイコン グラフのアイコンをクリックで見れます

sereposcope検索順位チャート式の画面例

チャート表示させたいキーワードを下に並んでいるキーワードから選びクリックしていきます。

スライド式で探すんですが、正直キーワードが多いと探すのが面倒くさすぎるのであまり使わないかもです

テーブル形式での見方

sereposcopeテーブル式アイコン セル型のアイコンをクリックすれば見れます

sereposcopeテーブル式で検索順位チェックの例

テーブル式で毎日の順位変動を見ることができます。

トロフィーマークをクリックすると検索上位順に表示してくれますので捗ります。

SERPOSCOPEでは、こんな感じでキーワードの順位がチェック可能です。

※『-』になっているのは100位以下か順位チェックが未完了orエラーのどれかです

遅い&エラーなどよくある問題の対処方法

怒る女性 無料なのはいいけど、エラー起きすぎ!順位チェック遅すぎ!

こんな時にできる対処方法を解説しておきます。

エラーへの対処

エラーが頻発する場合は、初期設定で行った『Pause』を変更して、1つのキーワードチェックにかかる時間を長めに設定することでエラーが起きにくくなります。

チェック時間への対処

『Pause』を長くすると今度はチェック時間が遅くなってしまいます。

これは”キーワードを厳選する”ということで対処が可能です。

ちょっと本末転倒ですが、200キーワードくらいまでならエラーを防ぎつつ使えると思います。

とはいえ、記事数が増えてくると限界がくるので以下のとり有料ツールへの切り替えを推奨します。

有料のキーワードツールに切り替えよう

無料で使ってるうちに、検索順位チェックの重要性に気づくと思います。

そこで大量のキーワードでも素早く順位チェックできる次の有料ツールをおすすめします。

WindowsならGRCMacならRank Trackerが一般的に言われるおすすめです。

(両方使ったことのある筆者の意見としては100%RankTrackerにするべきです)

この2つのチェックスピードの早さを知ったら多分「SERPOSCOPEにはもう戻りたくない」ってなると思います。

興味があれば、以下の記事をチェックしてみてください。

関連記事 GRCよりRankTrackerの方が価格・性能で勝る点を比較解説

SERPOSCOPEの特殊なパスワード再設定

SERPOSCOPEはパスワードの再設定が少し特殊なので、ログインパスワードを忘れてしまった場合に焦らないように方法を解説しておきます。

⑴SERPOSCOPEログイン画面へアクセス

http://127.0.0.1:7134/login

↑こちらをコピペしてアクセスしてください。

sereposcopeパスワード再設定手順

ログイン画面でLost passwordをクリックすると以下のメッセージがでます。

sereposopeパスワードリセット手順

password-reset.txt』というテキストファイルを作成して、SERPOSCOPEのデータファイルの中に置いてたら、もう一度ログインページに来てくれ

英語でこんな感じのことが書かれていますが、詳しい手順は以下の通りです。

⑵ テキストファイルを作成、SERPOSCOPEのファイル内に置く

メモ帳機能などで、中身は何も書かなくていいのでテキストファイルを作ります。

(「password-reset.txt」と名前をつけて保存すればオッケー)

あとはSERPOSCOPEのデータファイルの中に移せば完了です。

serpocopeテキストファイル移動手順

※ファイルの場所がわからなければ検索欄に「SERPOSCOPE」と打ち込めば出てきます。

⑶ もう一度ログイン画面でパスワード再設定

もう一度、http://127.0.0.1:7134/loginにログインするとパスワードが削除されていて、再設定の画面が表示されます。

serpscopeパスワード再設定手順

ここで新たにメールアドレスとパスワードを再設定してください。

serposcopeパスワード再設定後のメッセージ

再設定が完了したら「password-reset.txt」は削除しておいてくれ、というメッセージが表示されます。

指示通り、SERPOSCOPEのデータファイルを開いて削除しておきましょう。

seposcopeテキストファイル削除

これで、SERPOSCOPEのパスワード再設定は完了です。

まとめ

無料だけに多少「クセが強いんじゃ感」のある『SERPOSCOPE』ですが、コスパで言えばわりと使えるほうだと思います。

SEO対策をキーワード順位チェックなしでやっていくのは、地図もコンパスもなしで海を漂流するようなものなので、ぜひ取り入れてみてください。